現代外国人名録2016 「テームセラニ」の解説
テーム セラニ
Teemu Selänne
- 職業・肩書
- 元アイスホッケー選手
- 国籍
- フィンランド
- 生年月日
- 1970年7月3日
- 出生地
- ヘルシンキ
- 受賞
- カルダー記念賞〔1993年〕,モーリス・ロケット・リシャール賞〔1999年〕,ビル・マスタートン記念賞〔2006年〕
- 経歴
- フィンランドで1年間軍務に服役。この時サッカーのフィンランド・ユース代表に選ばれる。1988年NHLのドラフト1巡目全体10位でジェッツから指名を受け、’92年フィンランドリーグのヨケリットから入団。1年目でそれまでのシーズン新人記録を23点も更新する76得点、132ポイントをマークして“フィンランドの閃光”と呼ばれ、得点王とカルダー記念賞(最優秀新人賞)を獲得。’96年マイティダックスに移籍し、’98〜99年2度目の得点王を獲得。2001年シャークス、2003年アバランチを経て、2005年ダックスに復帰。2006〜2007年シーズンにはリーグ3位の48ゴール、94ポイントを挙げ、チームのスタンレー杯制覇に貢献。2010年NHL史上18人目の通算600ゴールを達成。2011〜2012年シーズンはリーグ8位の80ポイントを挙げる。オールスター選出10回。一方、フィンランド代表としても活躍し、1992年アルベールビル五輪、’98年長野五輪(銅メダル)、2002年ソルトレークシティ五輪、2006年トリノ五輪(銀メダル)、2010年バンクーバー五輪(銅メダル)、2014年ソチ五輪(銅メダル)と6度も五輪に出場。最後となったソチ五輪では43歳の史上最年長得点記録を作るなど銅メダル獲得に貢献し、MVP(最優秀選手)にも選出された。また、得点と合わせた通算ポイント数で五輪単独最多記録を持つ。同年引退を表明。現役時代は183センチ、93キロ。右利き。フィンランドでは3年間保父を務めたこともある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報