ディガンバラ(その他表記)Digambara

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ディガンバラ」の意味・わかりやすい解説

ディガンバラ
Digambara

ジャイナ教の空衣派 (裸形派) のこと。ジャイナ教の修行者のうちで,その教義に基づいて無所有の理想を徹底させるために,一糸も身にまとわない裸形で修行する保守的な人々のこと。飲食を制限し,しばしば断食を実行するが,断食による死が極度に称賛されている。これに対して白衣をまとうことを許す一派が現れたが,これをシュベーターンバラ (白衣派) と称する。

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世界大百科事典(旧版)内のディガンバラの言及

【ジャイナ教】より

…〈教団の統率者〉)のなかで生き残ったスダルマンSudharman(初代教団長)などにより順次受け継がれ,マウリヤ朝時代にはチャンドラグプタ王や宰相カウティリヤなどの庇護を得て教団はいっそうの拡大をみた。それ以降のジャイナ教教団史をみる上では,白衣(びやくえ)派(シュベーターンバラŚvetāmbara)と裸行派(ディガンバラDigambara)の分裂,および両派の関係が重要である。 両派の分裂の萌芽はすでに前3世紀ころに認められるが,明らかな分裂は後1世紀ころに起こった。…

※「ディガンバラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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