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白衣 シロキヌ

デジタル大辞泉の解説

しろ‐きぬ【白衣】

《「しろぎぬ」とも》
染めてない白い衣服。びゃくえ。白装束。
「女房の―など、この度(たび)は冬にて、浮文、固文、織物、唐綾など、すべていはむかたなし」〈栄花初花
墨染めの衣を着ている僧に対して、一般の人。俗人。
「家を出でし人も―も相まじはりてつかへ奉るに」〈続紀宣命

はく‐い【白衣】

白い衣服。特に、医師・化学者・美容師などが着る白色の外衣。びゃくえ。
びゃくえ(白衣)

はく‐え【白衣】

はくい(白衣)
びゃくえ(白衣)

びゃく‐え【白衣】

白色の衣服。はくい。
白小袖に指貫(さしぬき)または袴をつけただけの姿。
「大口許(ばか)りに―にて、長押(なげし)に尻懸け」〈盛衰記・一三〉
僧が黒衣を着けずに白い下着だけでいること。転じて、礼にそむくこと。非礼。
「―ながらみな様へ、是から御礼をはらりと申し上げまする」〈古今役者物語〉
黒衣の僧に対して、俗人。在家。
「―の弟子、平重盛」〈盛衰記・一一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

しろきぬ【白衣】

〔「しろぎぬ」とも〕
白色のころも。びゃくえ。 「女房の-など/栄花 初花
(墨染めの衣を着る僧に対して)一般の人。俗人。

はくい【白衣】

白色の衣服。特に、医師・看護師・化学者などの、白い上着。びゃくえ。
(官位のある人は色のある衣をきたことから)古く中国で、無位無官の人。庶民。 → びゃくえ

はくえ【白衣】

びゃくい【白衣】

びゃくえ【白衣】

白い衣服。はくい。
白小袖に指貫さしぬき・袴はかまなどを着ただけの装束。
僧侶が墨染めの衣を脱いだり、武士が袴をつけていなかったりすること。非礼なこととされた。 「 -ながらみな様へ/評判記・古今役者物語」
〔墨染めの衣を着ていないのでいう〕 僧侶になっていない俗人。在家。 ⇔ 緇衣しえはくい
[句項目] 白衣黒衣の天人

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の白衣の言及

【朝鮮服】より

… 一方,この時期は朝鮮における服飾の伝統が新しく生み出された時期でもあり,15世紀初めに伝統衣装のシンボル的存在である,かぶりものとしての笠(カッ)が創成され,袍はツルマギ以外に〈帖裏〉(天翼),〈道袍〉〈氅衣(しようい)〉などの宋制の深衣から発展したさまざまの袍服が士大夫社会に流行した。また家庭における三年喪や王家の喪儀において,喪服として白衣の風習がこの期に定着して,朝鮮民族は〈白衣の民〉といわれたが,日常生活では色物も着ていたし,〈白衣の民〉という表現は多少誇張されたものであった。女性の伝統的な服装であるチマ・チョゴリも,16世紀末の壬辰・丁酉倭乱(文禄・慶長の役)後にチョゴリ(上衣)が短くなり,チマ(裳)が長くなって,現在のような乳房の上でチマをまきつけるようなチマ・チョゴリのスタイルになった。…

【制服】より

…しかも,これら制服は自分が所属している集団の象徴でもある。僧服,法服(裁判官や弁護士の制服),白衣(看護服),学生服,企業の制服などは特定の職業・職場を象徴するものであり,その服装そのものがあこがれ,ないしは嫌悪(恐れ)の対象となる。したがって服装そのものが人格化されている。…

※「白衣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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