図書館情報学用語辞典 第5版 「ディスカバリーサービス」の解説 ディスカバリーサービス 図書館の蔵書に加えて,データベースや電子ジャーナルなどの多種多様な情報資源を,同一のインターフェースで統合的に検索できるシステムまたはサービス.ディスカバリ・インターフェースや次世代OPACと呼ばれるものとほぼ同義であり,利用者に発見(discovery)をもたらすとして大学図書館を中心に導入されている.紙媒体などの物理的形態を有する蔵書のメタデータに加えて,電子ジャーナルや電子書籍,データベース,機関リポジトリなどの本文(フルテキスト)を一括して検索することができる.横断検索とは異なり,電子コンテンツに対してハーベスティングと呼ばれる定期的な事前データ更新を行う.統合検索機能に加えて,資料種別や言語などによるファセット検索,FRBRの著作に基づく書誌レコードのグループ化表示,検索結果の適合度順出力といった機能を持つことが一般的である.[参照項目] OPAC | 横断検索 | 著作 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by