横断検索(読み)オウダンケンサク(英語表記)cross database retrieval; multiple-database retrieval

デジタル大辞泉 「横断検索」の意味・読み・例文・類語

おうだん‐けんさく〔ワウダン‐〕【横断検索】

複数データベースを参照したり、複数のサーチエンジンを用いたりして、横断的に検索すること。電子辞書オンライン辞書サービス、商品比較サービスのサイトなどで活用される。串刺し検索。メタサーチクロスサーチ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

図書館情報学用語辞典 第5版 「横断検索」の解説

横断検索

複数のデータベースを対象として,同一の検索を同時に実行すること.例えば,医学分野のある主題に関する論文を網羅的に収集したいと考えた場合,MEDLINEのみを検索するだけでなく,EMBASEやBIOSISなどのデータベースをも含めて検索を一度に実行できれば便利である.この場合,データベース間の重複レコードを削除する機能が必要になるが,横断検索が可能なシステムでは,この機能が用意されていることが多い.メタデータ標準化マッピングにより,横断検索はさらに進展している.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android