デグラディナイト(その他表記)degradinite

最新 地学事典 「デグラディナイト」の解説

デグラディナイト

degradinite

植物の木質部の微細な崩壊物に由来し,ビトリナイトに類似し,無定形。1952年日本石炭組織研究会で提唱され,58年国際石炭組織学会で日本炭のマセラルの一つとして認められた。反射光では暗灰~灰白色で,ビトリナイトよりやや暗くエクジナイトより明るい。透過光では黄褐赤褐色でビトリナイトより明るい。色は石炭化度によって変化する。反射率はビトリナイトより低い。レリーフはビトリナイトと同じ。日本炭のドリットの基質をなし,エクジナイト,イナーチナイト(ミクリナイト,フュージナイト,セミフュージナイトの含有量はきわめて少ない),鉱物質などと共存し,これらの間を埋めるような産状を呈する。ヨーロッパのドリット中に,これに相当するものがかなりある。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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