デジタル大辞泉 「デッル神殿」の意味・読み・例文・類語 デッル‐しんでん【デッル神殿】 《Temple of Derr》エジプト南部、ナイル川上流西岸にある神殿遺跡。アスワンの南約170キロメートルに位置する。古代エジプト新王国第19王朝の王、ラムセス2世により建造。アモンラーを祭る。列柱にはラムセス2世の戦いなどを描いた色鮮やかな浮き彫りが残っている。もとはナイル川東岸にあったが、アスワンハイダム建設に伴う水没を避けるため、1970年代初頭にアマダ神殿の近くに移築された。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例