20世紀西洋人名事典 「デビッドタボーア」の解説
デビッド タボーア
David Tabor
1913 -
英国の物理学者。
キャヴェンディッシュ研究所名誉教授。
ロンドン生まれ。
ロンドンの王立科学カレッジで学び、1934年学位を取得。’39年博士号を取得し、’40年オーストラリアに行くが、’46年ケンブリッジに戻り、キャヴェンディッシュ研究所に勤務し、固体物理学や化学の研究をする。’61年同研究所の副研究室長となり、その後物理学講師として活躍。’64年同助教授、’73〜81年物理学教授に就任し、その後名誉教授となる。主に固体表面間に働く効果について研究し、界面潤滑機構に関するものや高分子化合物の拡散現象に関する研究などに従事した。’74年ガスリ・メダル受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報