デュビー

百科事典マイペディア 「デュビー」の意味・わかりやすい解説

デュビー

フランスの中世史家。リヨン大学に学んだのち,エクス・アン・プロバンス大学の教授をへて,1970年コレージュ・ド・フランスの〈中世社会史〉の教授となった。1987年アカデミー・フランセーズ会員。マルクブロックの後をつぐヨーロッパ中世史研究の重鎮で,研究の領域は社会経済史から政治史,家族史,女性史,心性史にいたるまで幅広い。著作には《マコネ地方における11,12世紀社会》(1953年),《ブービーヌの日曜日》(1973年),《三身分》(1978年),《騎士・女性・結婚》(1981年)などがある。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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