デジタル大辞泉 「デュルンシュタイン」の意味・読み・例文・類語 デュルンシュタイン(Dürnstein) オーストリア北東部、ニーダーエスターライヒ州、ドナウ川沿いの都市。バッハウ渓谷東部に位置する。英国のリチャード1世が、十字軍遠征の帰途に捕らえられ幽閉されたケーンリンガー城跡があることで知られる。バロック様式の修道院や教会をはじめ歴史的建造物が多く残り、これらの景観は2000年に「バッハウ渓谷の文化的景観」として世界遺産(文化遺産)に登録された。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のデュルンシュタインの言及 【ニーダーエスターライヒ】より …近くの左岸にある小村ウィレンドルフWillendorfは,有名な〈ウィレンドルフのビーナス〉とよばれる旧石器時代の裸女像が発掘されたところである。シュピッツはゴシックの美しい教会があり,その下流には〈ワッハウの真珠〉といわれるデュルンシュタインDürnsteinの古城が見える。有名な獅子心王リチャード1世は十字軍の遠征行でこの城に捕らえられていたといわれる。… ※「デュルンシュタイン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by