デンポ火山(読み)でんぽかざん(その他表記)Gunung Dempo

日本大百科全書(ニッポニカ) 「デンポ火山」の意味・わかりやすい解説

デンポ火山
でんぽかざん
Gunung Dempo

インドネシアのスマトラ島南部、バリサン山脈にある安山岩質の成層火山ベンクルの東南東100キロメートルに位置する。標高3159メートル。頂部に数個火口がある活火山で、1917年末を皮切りに、1974年までに頂部で二十数回も激烈な爆発型噴火を繰り返し、火山砕屑(さいせつ)物や酸性雨でしばしば惨害を出した。

諏訪 彰]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む