デーデルライン桿菌(読み)デーデルラインかんきん(その他表記)Döderlein's bacillus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デーデルライン桿菌」の意味・わかりやすい解説

デーデルライン桿菌
デーデルラインかんきん
Döderlein's bacillus

ドイツ産科医 A.デーデルラインが発見した乳酸産生菌の一種。健康な女子の腟内に常住するグラム陽性桿菌で,酸をつくりだし,有害細菌発育抑制して,腟の自浄作用に役立つ。この桿菌と他の雑菌の存在程度から膣清浄度が決められる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む