日本歴史地名大系 の解説 トイトツキ沼・トイトツキ浜といとつきぬま・といとつきはま 北海道:十勝支庁豊頃町トイトツキ沼・トイトツキ浜豊頃町打内(うつない)と十勝郡浦幌(うらほろ)町トイトツキ・豊北(とよきた)にかけての地にある。十勝川と浦幌十勝川(旧十勝川本流)に挟まれた三角形の沖積低地のうち太平洋に面する海岸線は約五キロに及び、ここに沿岸の海流と磯波の作用で砂洲が成長し、加えて十勝川が上流から運んだ土砂が堆積して河口部をふさぎ、両河口間に砂丘を形成している。十勝川は十勝河口(とかちかこう)橋の東でウツナイ川を分流し、周囲の細流や沼水を集めて海岸線の砂丘帯に突当る。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by