トイトツキ沼・トイトツキ浜(読み)といとつきぬま・といとつきはま

日本歴史地名大系 の解説

トイトツキ沼・トイトツキ浜
といとつきぬま・といとつきはま

豊頃町打内うつないと十勝郡浦幌うらほろ町トイトツキ・豊北とよきたにかけての地にある。十勝川と浦幌十勝川(旧十勝川本流)に挟まれた三角形の沖積低地のうち太平洋に面する海岸線は約五キロに及び、ここに沿岸海流と磯波の作用で砂洲が成長し、加えて十勝川が上流から運んだ土砂が堆積して河口部をふさぎ、両河口間に砂丘を形成している。十勝川は十勝河口とかちかこう橋の東でウツナイ川を分流し、周囲の細流や沼水を集めて海岸線の砂丘帯に突当る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む