トゥカノ族(読み)トゥカノぞく(その他表記)Tucano

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トゥカノ族」の意味・わかりやすい解説

トゥカノ族
トゥカノぞく
Tucano

コロンビア,アマゾン川水系のバウペス川流域に住む狩猟採集民デサナ族などトゥカノ語系諸族と境界を接し,相互に密接な関係をもつ。他民族との婚姻交易も多いため,トゥカノ語は広く共通言語となっている。血縁関係により地位が定まっている社会で,外婚制父系出自集団を形成する。超自然的存在との接触のため,幻覚剤を使用することで知られる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む