とばつく(読み)トバツク

精選版 日本国語大辞典 「とばつく」の意味・読み・例文・類語

とば‐つ・く

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「つく」は接尾語。「とはつく」とも )
  2. 狼狽(ろうばい)する。騒ぎたてる。そわそわする。軽率なことをする。うろつく。
    1. [初出の実例]「Tobatçuqi, qu, ita(トバツク)、または、Tofatçuqu(トハツク)」(出典日葡辞書(1603‐04))
    2. 「無穿鑿にて、少の喧𠵅・口論にもとばつく物なり」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品一三)
  3. 足がよろめく。ふらつく。
    1. [初出の実例]「誤まって爪づき、提灯の灯消える。『ハテ、とばついて麁相な』」(出典:歌舞伎・傾城黄金鱐(1782)四幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む