トラックチェンバー

化学辞典 第2版 「トラックチェンバー」の解説

トラックチェンバー
トラックチェンバー
track chamber

高速荷電粒子気体,または液体中を通ったときのトラック(飛跡)を観測する検出器である.荷電粒子による気体原子・分子電離を利用するものとして,ウィルソンの霧箱やスパークチェンバー(放電箱)があり,荷電粒子の液体分子との衝突による液体中の飛跡にそった局所的加熱を利用するものとして泡箱がある.後者は液体の密度が気体に比べて高いことから,とくに高エネルギー素粒子反応の研究に必要不可欠な検出器となっている.一般にトラックチェンバーは磁石とともに使用され,飛跡の曲率半径から運動量,霧滴(霧箱)や泡(泡箱)の密度分布から粒子の速度が測定される.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む