トリクロロチタン(読み)トリクロロメチルチタン

化学辞典 第2版 「トリクロロチタン」の解説

トリクロロ(メチル)チタン(Ⅳ)
トリクロロメチルチタン
trichloro(methyl)titanium(Ⅳ)

CH3TiCl3(169.26).CH3Cl3Ti.ジメチル亜鉛と四塩化チタン(Ⅳ)とを塩化メチレン中,-78 ℃ で反応させると得られる.結晶状態で紫色,液体で黄色の物質.沸点120 ℃,凝固点28~29 ℃.ベンゼンヘキサンなどの有機溶媒に可溶.付加重合の触媒として用いられる.[CAS 2747-38-8]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む