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ローマ皇帝。在位161-169年,マルクス・アウレリウスと共治。前名はルキウス・ケイオニウス・コンモドゥス。ハドリアヌスの意向でマルクスと共にアントニヌス・ピウスの養子となる。ピウスからは重視されなかったが,154,161年の2度コンスルとなった。ピウス死後マルクスに推され,2正帝として共治。マルクスの妹を妻とした。病弱だったがギリシアの都市再建策などに行政能力を示している。163-166年には東方パルティアを討って凱旋式をあげた。ドナウ地方遠征の帰途病死した。
執筆者:松本 宣郎
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…ストア哲学者マルクス・アウレリウスは,即位とともに強い義務感から帝国の危機の重荷を自らに引き受けたが,すでに絶頂の時代は過ぎつつあった。彼が治世当初ウェルス(在位161‐169)と共同統治したことは,のちに一般的となる帝国分治の初めての先例であった。彼の治下,北部国境が危機に陥り,全国にわたるペストの流行で人口が大減少したことは帝国衰退の予徴であった。…
※「ウェルス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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