トリバルガ(その他表記)trivarga

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トリバルガ」の意味・わかりやすい解説

トリバルガ
trivarga

インドで古来,人間の追求してきた人生の3つの目的をいう。法 dharma,実利 artha,愛欲 kāmaの3つで,法は正しい善なる生活をおくること,実利は財産を得て失わないこと,愛欲は好きな女を手に入れること。以上に解脱 mokṣaを加えて四大事 caturvargaということもある。

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世界大百科事典(旧版)内のトリバルガの言及

【カーマスートラ】より

…バーツヤーヤナ(マッラナーガ)作であり,およそ4~5世紀ころに成立したと推定されるが,この成立年代はなんら確定的なものではない。古来,インドではダルマ(法),アルタ(実利),カーマ(性愛)を人生の三大目的(トリ・バルガ)とするが,バーツヤーヤナは特にカーマを学ぶ意義を強調してこの書を著したものである。彼は本書の最後で,〈この書は最高の禁欲と精神統一により,世人の生活に役立てるべく作られたもので,情欲を目的として編まれたものでない〉と述べている。…

※「トリバルガ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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