トルトベイト石(読み)トルトベイトせき

最新 地学事典 「トルトベイト石」の解説

トルトベイトせき
トルトベイト石

thortveitite

化学組成(Sc, Y)2Si2O7鉱物。単斜晶系,空間群C2/m, 格子定数a0.65304nm, b0.85208, c0.46806, β102.630°, 単位格子中2分子含む。半透明~透明,瑠璃~ガラス状光沢,無・灰緑~灰黒色の斜方柱状晶。劈開{110}不明瞭~明瞭,{001}裂開,硬度6~7,比重3.50。断口貝殻状~不規則,脆弱。双晶面{110}。条痕淡灰緑色。屈折率α1.752, β1.780, γ1.804, 2V(-)70°, 多色性なし,光分散rvノルウェー,Sätersdalen,Iveland付近のペグマタイトから産出。試料提供者,アイスランドのO.Thortveitにちなみ命名。産出はまれで,原産地のほかにマダガスカルBefanamo・ロシアUrals・京都府河辺・米国モンタナ州が知られる。スカンジウムを多量に含有する鉱物として特筆イットリア石と同様に[Si2O76と八面体6配位陽イオンを構造の基本とするが,同構造ではない。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 ケイ酸塩

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む