…有能なカリスマ的な指導者が不在となった場合に,複数のサブリーダーが組織の集団指導を継承するような例は,宗教や思想運動上みられるが,この指導原理は共産党による支配体制,とくにソ連の歴史過程で確立された。レーニン死後のスターリン,ジノビエフ,カーメネフらによるトロイカ体制もその一例であるが,とくにスターリンの個人崇拝を経験したのち,個人による恣意的支配を防止し,統治の制度的安定をはかる目的で集団指導を強調した。マレンコフ,フルシチョフらによる集団指導体制や,フルシチョフ失脚後行われたブレジネフ,コスイギンらによる党と政府の分掌はその例である。…
※「トロイカ体制」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...