ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トーシク=ビング奇形」の意味・わかりやすい解説 トーシク=ビング奇形トーシク=ビングきけいTaussig-Bing malformation 心室中隔欠損が肺動脈弁直下にあり,肺動脈は主として右心室から出るが,一部が心室中隔に騎乗し,両心室から直接血液を受けている,きわめてまれな奇形。 1949年,H.トーシクと R.ビングが報告した両大血管右室起始症であるが,近年,両大血管右室起始症から大血管転位症へと移行する一連の奇形の一つを称していると考えられている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by