ドイツレクイエム

デジタル大辞泉プラス 「ドイツレクイエム」の解説

ドイツ・レクイエム

ドイツの作曲家ヨハネス・ブラームスのソプラノ・バリトン独唱と合唱と管弦楽のための宗教曲(1857-1868)。原題《Ein deutsches Requiem》。マルティン・ルターが訳したドイツ語版聖書に基づく。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のドイツレクイエムの言及

【ブラームス】より

…63年ポーランド生れのピアノの巨匠C.タウジヒとの親交から,ピアノのためのきわめて技巧的な《パガニーニの主題による変奏曲》を作曲。68年畢生の大作である《ドイツ・レクイエム》によって作曲家としての地位を確立した。この曲は着想から10余年にわたる紆余曲折(うよきよくせつ)を経て完成されたのであるが,その背景にはシューマンの悲劇的な死(1856)と母親の死(1865)の体験が深くかかわっている。…

※「ドイツレクイエム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android