図書館情報学用語辞典 第5版 「ドイツ国立図書館」の解説 ドイツ国立図書館 (1)1912年にドイツ書籍業組合が設立したドイチェビューヘライ(Deutsche Bücherei)に起源を持つ図書館.第二次大戦後,所在地のライプチヒが東ドイツに編入されたため,1946年西ドイツのフランクフルト・アム・マインに新たにドイツ図書館(Deutsche Bibliothek)が設立され,2館の並立状態が続いたが,ドイツ再統一に伴って1990年に両者は統合され「ドイツ図書館(Die Deutsche Bibliothek)」が発足し,2006年に現名称となった.他に,ベルリン・ドイツ音楽資料館も所属する.連邦政府に属するドイツの法定納本図書館であり,オーストリア,スイスなどからもドイツ語文献の寄贈を受け,全国書誌Deutsche Nationalbibliographie(1931- 誌名変遷あり)を作成,冊子体や種々の電子メディア,オンラインデータベースBIBLIODATAなどの形態で提供している.1913年以降のドイツ語資料およびドイツ関係資料を所蔵.(2)1954~1990年に東ベルリンにあったドイツ民主共和国の中央学術図書館.ベルリン国立図書館の前身.略称はDSB.[参照項目] ベルリン国立図書館 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by