どか(読み)ドカ

デジタル大辞泉 「どか」の意味・読み・例文・類語

どか

[接頭]名詞に付いて、それが並みはずれたものである意を表す。「どか雪」「どか減り」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「どか」の意味・読み・例文・類語

どか

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
    1. どかっと
      1. [初出の実例]「乗付けぬ馬にどかと乗ったらば」(出典:鷺伝右衛門本狂言・右流左止(室町末‐近世初))
    2. どかっと
      1. [初出の実例]「彼の弁慶めっそう者、七つ道具の裾(のこぎり)で家尻切らんも知れ申さず、どかと盗れ申さんより」(出典:浄瑠璃・義経千本桜(1747)四)
  2. [ 2 ] 〘 接頭語 〙 名詞や動詞連用形から変化した名詞の上に付いて、その量が多いとか、動作が急激に、かつ、大量に行なわれる意を表わす。「どか雪」「どか減り」「どか飲み」など。

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