どかっと(読み)ドカット

精選版 日本国語大辞典 「どかっと」の意味・読み・例文・類語

どかっ‐と

  1. 〘 副詞 〙
  2. 重いものが勢いよく落ちて物にあたるさま、また、勢いよく腰をかけるさまなどを表わす語。どか。「屋根の雪がどかっと落ちる」
    1. [初出の実例]「女郎どかっとねぢすはり」(出典:浄瑠璃・傾城八花形(1703)三)
  3. 物が一度にたくさん集まるさま、物事が一時にたてこむさまを表わす語。どか。「荷がどかっと届いた」
    1. [初出の実例]「あの本でどかっと儲けたことはよくありません」(出典:人間嫌ひ(1949)〈正宗白鳥〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む