ドクターストップ

デジタル大辞泉 「ドクターストップ」の意味・読み・例文・類語

ドクター‐ストップ

《〈和〉doctor+stop》
ボクシングで、試合中に選手が負傷し、医師が試合続行不可能と認めること。試合は中止され、負傷した選手のTKOテクニカルノックアウト)負けとなる。
1から転じて》健康上の理由で、特定飲食物行為などをやめるように医師から勧告されること。「ドクターストップがかかったので酒は控えている」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ドクターストップ」の意味・読み・例文・類語

ドクター‐ストップ

  1. 〘 名詞 〙 ( 洋語doctor stop )
  2. ボクシングやレスリングの試合などで、一方の選手が負傷し試合続行があやぶまれた時、医師の判断によりレフェリーが試合をストップさせること。負傷した選手のTKO負けになる。
  3. 転じて、健康上の理由から、特定のものの飲食喫煙、ある行為などを控えるよう患者が医師に告げられること。また、その勧告。

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世界大百科事典(旧版)内のドクターストップの言及

【ボクシング】より

…採点が引分けだったり,規定のラウンドまで試合が達していなかった場合は,テクニカルドロー(負傷引分け)になる。 ドクターストップ試合に立ち会っている医師が選手を診察し,負傷そのほかの身体障害によって試合続行は有害であると判断した場合,試合中止を命じること。実際には医師に試合中止の権限はなく,レフェリーに意見を伝えるだけである。…

※「ドクターストップ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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