20世紀西洋人名事典 「ドナルド・J.クラム」の解説
ドナルド・J. クラム
Donald James Cram
1919.4.22 -
米国の有機化学者。
カリフォルニア大学教授。
ネブラスカ大学やハーバード大学で学び、1956年カリフォルニア大学教授となる。20世紀後半の有機化学推進者の一人で、カルボニル化合物のグリニャール反応の立体配置に関するクラム則で有名である。’87年J.M.レーン、C.J.ピーターセンとともにノーベル化学賞を受賞。著書に「Organic chemistry」(’70年,共著)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報