ドラベ症候群

共同通信ニュース用語解説 「ドラベ症候群」の解説

ドラベ症候群

1歳未満で発症し、全身半身のけいれん発作を繰り返すてんかん性脳症で、厚生労働省指定難病。厚労省によると、発熱入浴で発作が誘発され、長時間けいれんが続く重積発作も起きやすい。発達の遅れや運動失調を伴い、成人で自立生活を送る例は少ない。薬で発作が軽減しても完全にはなくせず、治療法は確立されていない。思春期までの死亡率が約10%との報告もあり、突然死や急性脳症による死亡率が高いとされる。国内患者数は約3千人。

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