ドルマンスリーブ

デジタル大辞泉 「ドルマンスリーブ」の意味・読み・例文・類語

ドルマン‐スリーブ(dolman sleeve)

トルコ人の用いたドルマンという長い外套がいとう袖形から》袖ぐりが深くゆったりし、袖口に向かって細くなる袖形。

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精選版 日本国語大辞典 「ドルマンスリーブ」の意味・読み・例文・類語

ドルマン‐スリーブ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] dolman sleeve ドルマンはトルコで用いる長いゆるやかな上着 ) 身ごろから続いた丸みのあるゆったりした袖。手首でつまっている。
    1. [初出の実例]「紺のドルマン・スリーブのワンピースを」(出典:午前零時(1952)〈井上友一郎〉紫の夜)

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世界大百科事典(旧版)内のドルマンスリーブの言及

【袖】より

…その後,流行に合わせてさまざまな袖の形が生まれた。身ごろから裁ち出されたフレンチ・スリーブ(着物の袖に似ているところからキモノ・スリーブともいう),ドルマンというトルコ人の外衣の袖に似ているため名づけられたドルマン・スリーブ,クリミア戦争でラグラン卿が兵士たちのためにくふうしたというラグラン・スリーブ,タイト・スリーブ,パフ・スリーブなどが一般化している。【池田 孝江】
[和服の袖]
 袖は衣(そ)の手の意で,〈ころもで〉ともいった。…

※「ドルマンスリーブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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