ドロシーキャンフィールド(その他表記)Dorothy Canfield

20世紀西洋人名事典 の解説

ドロシー キャンフィールド
Dorothy Canfield


1879 - 1958
米国作家
カンザス州ローレンス生まれ。
本名ドロシア・フランセス・フィッシャー
後のオハイオ州立大学総長である著名な教育家の父を持ち、大学卒業後コロンビア大学大学院で博士号取得。結婚後バーモント州に移り住み家事の傍ら小説を書き、州の教育委員等をつとめる。第一次大戦中は夫とフランスに渡り戦災者救済事業に献身、体験をもとに堅実古風なモラルに支えられた家庭小説をリアルな筆致でつづる物語作家で、「枝のたわみ」(1915年)、「あふるる杯」(’21年)、「深みゆく流れ」(’30年)、自伝的エッセイ「バーモンドの伝統」(’53年)等の作品がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む