現代外国人名録2016 「ドンウィルソン」の解説
ドン ウィルソン
Don Wilson
- 職業・肩書
- ギタリスト
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1937年
- 出生地
- ワシントン州タコマ
- グループ名
- グループ名=ベンチャーズ〈Ventures〉
- 勲章褒章
- 旭日小綬章(日本)〔2010年〕
- 受賞
- 日本レコード大賞企画賞〔1970年〕「京都の恋」
- 経歴
- 幼少の頃母親の手ほどきでティプルという弦楽器を覚え、トミー・ドーシーに魅了されてトロンボーンを始める。高校卒業後、陸軍に入隊して軍楽隊に所属。除隊後、仕事先でボブ・ボーグルと知り合い、1959年ギターデュオ・バーサトーンズとしてデビュー。’60年「急がば回れ」がヒット、一躍ヒットメーカーとなる。その後ベンチャーズと名のり、’64年「パイプライン」「キャラバン」「ダイヤモンドヘッド」を発表、エレキギター独特のテクニックとサウンドで世界中で人気を集めた。’65年フルメンバーになる。日本でも’60年代にビートルズと人気を二分し、空前のエレキギター・ブームを生んだ。国内で発表したアルバムは200タイトル余、来日公演は通算3000回を超え、洋楽では最多記録となる。2007年DVD付きベスト盤「ゴーゴー・ベンチャーズ」を発売。同年ロック殿堂入り(グループとして)。エレキギターの低音弦をテケテケと鳴らす得意技(スライドグリッサンド奏法)から“ミスター・テケテケ”の異名を持つ。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報