ナショナル・ボルシェヴィズム(その他表記)National-bolshevism

山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説

ナショナル・ボルシェヴィズム
National-bolshevism

第一次世界大戦直後ドイツに生まれた政治思想運動ヴェルサイユ体制打破のため,ドイツとソヴィエト連邦の協力を説く。狭義にはドイツの共産主義者中のそれをさすが,この思想担い手は極右翼から出た者も含む。ヴァイマル共和国危機(1919~23年,30~33年)の時期には一部のインテリや若い将校の間に支持者を見出した。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む