六訂版 家庭医学大全科 「ナットクラッカー現象」の解説
ナットクラッカー現象
(腎臓と尿路の病気)
左の腎静脈が、腹部大動脈と
症状としては、肉眼的血尿がみられます。超音波、CT、MRIや三次元画像が得られるヘリカルCTなどの検査が有用です。ちなみにナットクラッカーとは「クルミ割り器」のことです。左の腎静脈が、ちょうどクルミのように2つの動脈に挟まれていることから、この名前がついています。解剖学的な特性から右側には生じません。
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報