精選版 日本国語大辞典 「におてるや」の意味・読み・例文・類語 におてる‐やにほてる‥ 枕 琵琶湖周辺の地名「矢橋」「桜谷」「志賀」にかかる。〔喜撰式(10C中‐後)〕[初出の実例]「にほてるや志賀の浦風春かけてさざ波ながら立つ霞かな〈藤原公雄〉」(出典:新千載和歌集(1359)春上・一六)におてるやの補助注記「におてる」という動詞を転用させたもので、「おしてるや」などと同工の句と思われる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例