出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…古くから交通の要衝で,江戸時代には東海道と中山道の分岐点の宿場町としてにぎわい,現在も草津宿本陣(史)が残っている。琵琶湖岸の矢橋(やばせ)は近江八景の一つ〈矢橋の帰帆〉で知られる湖港で,東海道と連絡する湖上交通の要地として栄えた。市北端の芦浦にある観音寺は,中世末期から近世初期にかけて湖上交通の船奉行の権利が与えられていた寺で,現在も堀と石垣に囲まれ,多くの文化財を残している。…
※「矢橋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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