20世紀西洋人名事典 「ニックラロッカ」の解説
ニック ラロッカ
Nick LaRocca
1889.4.11 - 1961.2.22
米国のジャズ演奏家。
ルイジアナ州ニューオリンズ生まれ。
別名Dominick James LaRocca。
パパ・ジャック・レインのバンドを経て、1916年ジョニー・ステインのバンドとシカゴに進出後、オリジナル・デキシーランド・ジャズ・バンド(ODJB)を結成。’17年に世界で最初のジャズ録音を行い、’19年イギリスに渡ってその影響を与え、翌年帰国。’25年バンドの解散とともにニューオリンズに戻り、音楽から離れたが、’36〜38年ODJBを再結成、その後は音楽生活から引退。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報