精選版 日本国語大辞典 「にも拘わらず」の意味・読み・例文・類語 にも 拘(かか)わらず ① 体言または用言の連体形を受けて、その事柄に反する結果を導くのに用いる。…のに。[初出の実例]「夫母(ぶも)の諫にもかかはらず、いとど志浅からず通ひければ」(出典:源平盛衰記(14C前)三九)② 一たん切れた文のあとに、接続詞のように用いる。[初出の実例]「にも拘(カカ)はらず急ぎたい」(出典:虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例