百科事典マイペディア の解説 ニューファンドランド・ラブラドル[州]【ニューファンドランドラブラドル】 カナダ東端の州。ニューファンドランド島と本土のラブラドル地方からなる。ラブラドルは未開の高原状台地,島は火山起源でいずれも氷食を受けている。大漁場(グランド・バンクス)をひかえ漁業が主産業をなし,タラを中心にエビ,ニシン,サケなどが漁獲され,水産加工も盛ん。低地部の針葉樹林は製紙原料となり,コーナーブルックの新聞用紙工場は世界屈指の規模。ラブラドルの鉄鉱,銅鉱などの鉱業も盛ん。島部は1713年英領,1949年ラブラドルと合体してカナダの一州。州都セント・ジョンズ。37万3872km2。51万4536人(2011)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報