ニーゼル(その他表記)Niesel, Wilhelm

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニーゼル」の意味・わかりやすい解説

ニーゼル
Niesel, Wilhelm

[生]1903.1.7.
[没]1988/1989
ドイツの改革派神学者。ベルリン大学組織神学講師 (1935) ,ブッパータール神学校教授 (46) 。第2次世界大戦中ドイツ教会闘争の指導者として活動して激しい弾圧を受け,8回にわたって逮捕され,ベルリンを追われた (40) 。ドイツ改革派教会連盟議長,ドイツ福音主義教会評議員,世界教会協議会中央委員などをつとめる。またカルバン選集を編集してカルバン研究に貢献した。主著『カルバンの神学』 Die Theologie Calvins (38) ,『福音と諸教会』 Das Evangelium und die Kirchen (53) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む