ヌドーラ(読み)ぬどーら(その他表記)Ndola

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヌドーラ」の意味・わかりやすい解説

ヌドーラ
ぬどーら
Ndola

アフリカ中南部、ザンビア中北部の都市。コンゴ民主共和国(旧ザイール)との国境付近に広がる大産銅地帯南部の鉱山都市である。人口34万7900(2002推計)。銅鉱脈発見以前の1902年にイギリス南アフリカ特許会社の支部が置かれ、08年鉄道が開通、20年代末に発見されたブワナ・ムクブワ銅山とともに発展した。現在は国際空港があるほかタンザニアのダルエス・サラームに通じる石油パイプラインの終点で精油所がある。ザンビアの二大日刊紙は当地で印刷されている。

[林 晃史]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android