ヌマガヤツリ(読み)ヌマガヤツリ(その他表記)Cyperus glomeratus; umbrella sedge

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヌマガヤツリ」の意味・わかりやすい解説

ヌマガヤツリ(沼蚊帳吊)
ヌマガヤツリ
Cyperus glomeratus; umbrella sedge

カヤツリグサ科のやや大型の一年草。朝鮮半島,中国から中央アジアを経て中部ヨーロッパまで分布し,日本では関東および東北地方の湿地に生える。茎は太い3稜形で単生または多少叢生し,太いひげ根を出す。葉は幅の広い線形で,下部は葉鞘となって茎を包む。秋に,茎頂に3~4枚の総包片を出し,その内部に散形の花序を出し,多数の小穂を密につける。各小穂は 10~20個の花を2列につける。小穂は熟すると黄褐色になる。

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