ヌルシーセイディ(その他表記)Nursī Seyyid-i

20世紀西洋人名事典 「ヌルシーセイディ」の解説

ヌルシー セイディ
Nursī Seyyid-i


1867 - 1960
トルコの宗教活動家。
別名Nursī〉 ヌルシー〈Said-i サイディ,Kürdī〉 サイディ・キュルディー〈Said-i。
シャリーアコーランに基づくイスラム国家樹立をめざしヌルジュ運動を行った。1909年青年トルコ革命に反対する3・31事件で逮捕されたが死刑を免れる。ケマルアタチュルクによる世俗主義に批判的で、’50〜60年にはアタチュルクの精神を受け継いだ共和人民党に対し、民主党のメンデレンスらと共に対立した。著書に「光明(ヌール)の書」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む