世俗主義(読み)セゾクシュギ

デジタル大辞泉 「世俗主義」の意味・読み・例文・類語

せぞく‐しゅぎ【世俗主義】

政治個人行動規範が、特定宗教影響から独立していなければならないとする主張

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「世俗主義」の解説

世俗主義(政教分離)

オスマン帝国の後継国として1923年に誕生したトルコ共和国国是で、初代大統領アタチュルクが掲げた六つの国家理念の一つ。トルコ政教分離は、国家と宗教の相互不介入ではなく、国家が宗教を管理し、制度上の脱宗教化を目指すこと、とされる。アタチュルクはイスラム教を後進性の象徴と捉え、政教分離を徹底したが、民族解放運動指導者として国内イスラム保守派からも尊敬を集める。(イスタンブール共同)

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