ヌーリスターン人(読み)ヌーリスターンじん(その他表記)Nūristāni

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヌーリスターン人」の意味・わかりやすい解説

ヌーリスターン人
ヌーリスターンじん
Nūristāni

アフガニスタン北東部,ヌーリスターン地方の住民。人口約 15万と推定される。形質的にはコーカソイドの北方人種に属し,長頭,狭鼻,くり色の毛,皮膚明色の特色をもつ。言語的にはサンスクリットの初期の特徴を残し,アーリア人の起源的なものを示すといわれている。宗教はイスラム教であるが,伝統的な祖先崇拝も盛んであり,主として動物を供犠し,シャーマンの占いが行われる。かつては首狩りも行われた。なお,以前は異教徒の意であるカフィル Kafirの蔑称で呼ばれ,着用する衣服に応じて赤カフィルと黒カフィルとに分類されていた。

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