ヌールジャハーン廟(読み)ヌールジャハーンビョウ

デジタル大辞泉 「ヌールジャハーン廟」の意味・読み・例文・類語

ヌールジャハーン‐びょう〔‐ベウ〕【ヌールジャハーン廟】

Tomb of Nur Jahan》パキスタン北東部、パンジャブ州の都市ラホールにある霊廟。旧市街北西部に位置する。17世紀前半、ムガル帝国第4代皇帝ジャハーン=ギールの妻ヌール=ジャハーンが、夫の死後、自らの墓所をジャハーンギール廟に隣接して建造方形の建物で、外壁に赤い砂岩、内部に白大理石を用いている。墓碑タイルの多くはのちにシク教徒により持ち去られた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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