化学辞典 第2版 「ネオスチグミンブロミド」の解説
ネオスチグミンブロミド
ネオスチグミンブロミド
neostigmine bromide
C12H19BrN2O2(303.19).m-ヒドロキシ-N,N-ジメチルアニリンにホスゲンを作用させ,ついでジメチルアミンを縮合し,さらにN-四級化してつくる.融点167 ℃.水,エタノールに可溶.機能減退を伴う消化器障害,筋無力症などの運動障害の治療薬として使用される.LD50 0.165 mg/kg(マウス,静注),7449 mg/kg(ネコ,経口).[CAS 114-80-7]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報