ネクラソフ鉱(読み)ネクラソフこう

最新 地学事典 「ネクラソフ鉱」の解説

ネクラソフこう
ネクラソフ鉱

nekrasovite

化学組成Cu18Cu8V2Sn6S32,ゲルマン鉱族の鉱物。ゲルマン鉱系列の各鉱物間で固溶体をつくる。立方晶系,空間群P43n,格子定数a1.073nm, 単位格子中1分子含む。桃色味を帯びた淡褐色,金属光沢,100µm以下の塊状。反射光で淡褐色。劈開なし,硬度VHN20 286~338, 比重4.62(計算値)。鉱脈鉱床から安四面銅鉱・ルソン銅鉱・ファマチン鉱・黄鉄鉱モースン鉱・黄銅鉱・エンプレクト鉱・ライタカリ鉱自然蒼鉛方解石石英などとともに産出。北海道寿都すつつ鉱山,静岡県河津鉱山から産出。ロシアの鉱物学者I.Y.Nekrasovにちなみ命名

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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