ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ネヘミア」の意味・わかりやすい解説 ネヘミアNehemiah 旧約聖書『ネヘミア記』のなかの主要人物。前5世紀に在世。ハカリヤの子。バビロン捕囚後のユダヤ教指導者。ペルシア王アルタクセルクセス1世の酌取りであったが,派遣されてユダの総督になり,エルサレムの復興とユダヤ教の再興に努めた。彼はまず外敵を防ぐためにエルサレムの城壁を修復し,エズラとともに安息日の厳守,納税の習慣を市民に徹底させた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by