ノイエチュリヒャーツァイトゥング(その他表記)Neue Zürcher Zeitung

改訂新版 世界大百科事典 の解説

ノイエ・チュリヒャー・ツァイトゥング
Neue Zürcher Zeitung

スイスチューリヒで発行されている世界高級紙。1780年に週刊《チュリヒャー・ツァイトゥング》として創刊され,1821年に現在のタイトルに改題,43年から日刊となった。通常判型より小型で写真はほとんどなく,センセーショナリズムを徹底的に排除した重厚な編集で,〈アンチジャーナリズムとしてのジャーナリズム〉として,国際的な名声を博している。約15万部(1995)の小部数ながら,世界の有識者層の間で広く読まれている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 英彦 広瀬

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む